こんにちは。ニクです。
2018年11月14日(いい投資の日)に申し込みがスタートした金融系の新資格「投資診断士」について掘り下げてみたいと思います。

投資診断士とは?
投資診断士とは、「一般社団法人投資診断協会(IDA)」が管理している2019年3月に試験を開始したばかりの新しい金融資格となります。
投資を検討しているがどうして良いのか分からない方、投資で失敗したくない方に投資の考え方についてアドバイスをしていくための資格となります。
一般社団法人投資診断協会 投資診断士®オフィシャルサイト
https://entry-ida.com/
投資診断士の特徴
投資アドバイザー資格「投資診断士」は、下記のような特徴があり、お仕事として金融商品・投資商品を取り扱う方はもちろん、ご自身で投資をされたい方にもオススメの資格です。
- 研修を通して仮想通貨やIT情報リテラシー等も含めた投資に関する幅広い知識が身に着く
- 投資への考え方のアドバイスが可能になる
- 「投資診断士」の名称を名刺等に記載できる
資格取得までの流れ
資格登録試験は試験時間60分、選択式の問題が60問、60点以上で合格となっています。
試験会場は現段階では東京会場、札幌会場、名古屋会場、大阪会場、福岡会場の5つの会場から選択できます。(試験頻度は年に6回程度の実施予定)



入金案内メールが届きましたら、指定の口座に入金します。
入金確認後、1週間を目安に教材が送付されます。教材(テキスト1冊)と指定の動画配信サイト(研修動画360分)で勉強しましょう。
投資診断士資格を取得するには試験への合格が必要です。
試験終了後、合否通知が行われます。
試験合格者には受講者の氏名が入った修了証が協会から届きます。また「投資診断士®」の名称を使用可能(名刺など)になります。
試験に合格すると下記の認定証と終了証が貰えます。
資格取得にかかる費用
今後の可能性を考えると非常に魅力的な「投資診断士」ですが、資格取得までにかかるコストはいくらでしょうか。
新規取得時にかかる費用
新規取得時には、研修受講料の33,000円(研修教材代含む)と資格試験料の10,000円合わせて、43,000円(税別)がかかります。
研修受講料:¥33,000(税別)
資格試験料:¥10,000(税別)
その他の費用
資格を更新する際には20,000円(税別)、不合格で再受験する際には再試験料の5,000円(税別)が別途かかります。
資格更新料(2年更新):¥20,000(税別)
再試験料:¥5,000(税別)



試験に向けて勉強する内容
下記6項目を研修教材(テキスト1冊、動画360分)を用いて理解を深めます。
- 投資診断協会 基本理念
協会の基本理念を理解します。 - 投資に関する基礎知識
投資の現状や経済・金融に関する基礎を理解します。 - 投資商品について
株式投資、投資信託、不動産投資、生命保険、暗号資産などについて理解を深めます。 - 制度投資について
確定拠出年金、NISAなどについて理解を深めます。 - ポートフォリオの考え方
ポートフォリオをもとに、投資商品の選び方を習得します。 - 投資診断士Ⓡとは
投資診断士の役割について正しく理解します。
下記は動画教材のサンプル動画です。
資格保有者の特典
投資診断士の資格保有者だけが得られる下記3つの特典があります。
- 毎月の情報発信
金融庁関連の情報や金融リテラシー向上の為の情報など、業務に役立つメールが毎月2回、メールで配信されます。 - 資格保有者が参加できるセミナーの開催
投資診断協会が主催するセミナーを開催致します。ゲストには金融業界の著名人や特定の商品に精通した講師などを招聘し、交流会なども開催予定です。 - 営業ツールの提供
営業の際に役立つ統計数値やグラフデータ、お客様への説明資料のテンプレートデータ等、ご自身で作成するにはなかなか手間のかかる営業ツールも投資診断協会より提供いたします。



どんな人におすすめの資格なのか
下記のような金融関係のお仕事につかれている方は、すぐに「投資診断士」のメリットを活かすことが出来るでしょう。
- 保険募集人
- 銀行員
- 証券外務員
- 税理士
- ファイナンシャルプランナー
- 不動産投資物件販売従事者
- 不動産コンサルティング
- 金融コンサルティング
- 金融機関に就職したい学生
また、上記のような職業ではなくとも、投資に興味がある方、これから投資を始めてみたい方、金融リテラシーをつけたい方、さらに知識を拡充したい方にもおすすめの資格です。
投資診断士の魅力
「今の時代に合った投資アドバイザー資格」です。
近年では、NISAやiDeCoといった投資にまつわる制度や、仮想通貨などの新しい投資手法も生まれてきており、たくさんの知識の中から精査して投資商品を選んでいく必要があります。
似たような資格であるファイナンシャル・プランナーは「暮らしとお金」に関する専門知識を習得できる資格ですが、投資診断士は投資の考え方、投資商品に関する具体的な知識を習得します。
これからの時代に欠かせない知識であることは間違いありません。



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