こんにちは。ニクです。
トラリピは相場が上がるか下がるかを予測しない自動売買ツールです。

ニクはトラリピでハーフ&ハーフと呼ばれる注文方法を採用しており、過去10年の高値・安値を元に中央から上に売り注文、中央から下に買い注文を入れ、あとは注文が約定するのを待つだけという使い方をしています。
この注文方法(ハーフ&ハーフ)で必要なものは、下記の二つのみです。
- 相場が一方方向に動いた時に耐えれる資金
- いくらの資金があれば耐えれるかの知識
どんな大暴落あるいは上昇トレンドがきても、下がり続けること、上がり続けることはまずありません。
むしろ、暴落・急騰が起きると相場には元の値に戻ろうとする力が働きます。トラリピは為替のこの習性を利用して注文して決済をするという行為を自動で反復作業してくれます。


必要な運用資金の計算方法
マネースクエアが提供している「らくトラ運用試算表」を使用します。
らくトラ運用試算表は、通貨ペアがいくらになったらロスカットされるのかを一発で調べることが出来る大変優れたツールです。トラリピの運用を開始する前に、必ずらくトラ運用試算表で必要運用資金、ロスカット値などを調べておきましょう。
らくトラ運用試算表を開きましょう
マネースクエアの口座開設をしていない方は、先に口座開設を行う必要があります。
(1)マネースクエアにログインします。
(2)マイページにログインします。
(3)左上にある「トラリピ」メニューをクリック
(4)左メニューにある「らくトラ運用試算表」をクリック
(5)らくトラ運用試算表が開きます
ニクのNZD/USD(NZドル米ドル)の通貨ペア設定
では、ニクが保有するNZD/USD(NZドル米ドル)の通貨ペアを例にご説明します。
どのような注文をしているかというと、過去10年の高値から安値まで幅広くレンジを取り、買い150本、売り189本の注文設定を行っています。
通貨ペア | 取引単位 | 売買 | レンジ | 本数 | 利益金額 | 証拠金必要額 |
NZD/USD | 0.1万通貨 | 買 | 0.5510~0.7000 | 189 | 4ドル | 516,475円 |
0.1万通貨 | 売 | 0.7010~0.8500 | 150 | 4ドル | 515,367円 |
買い注文と売り注文が同じ内容となる「ハーフ&ハーフ」と呼ばれる注文方法を採用しており、ニクは本数ベースではなく、「証拠金必要額」がほぼ同額となるように注文を設定しています。
らくトラ運用試算表で必要な運用資金を計算
買い注文と売り注文の試算は同時に行えません。
また、ハーフ&ハーフは買い注文と売り注文のどちらか高い方の証拠金のみが必要とされる仕組みです。ニクは証拠金必要額を買い・売りでほぼ同額に設定しているため、試算は買い or 売りの一方で問題ありません。
そのため、今回は買い注文を見てみましょう。
初めてらくトラ運用試算表を使う時は、「運用予定額」は定まっていない可能性があるため、ひとまず100万円と入力しました。他の項目はニクの買い注文設定(0.5510~0.7000に189本)を適用しています。
100万円で上記の注文設定をしている場合、東京15時ロスカットは「0.5938ドル」となり、仕掛けている最安値0.5510まで耐えることが出来ずにロスカットされてしまいます。
では、いくらあれば注文の最安値0.5510まで耐えれるかというと画面下部にある「必要資金の合計」です。
これがすべての注文が成立した時に必要となる資金です。



通常の値動きをしている時には、すべての注文が成立することはありません。すべての注文が成立する時はリーマンショック級の暴落がきたことを意味します。
トラリピは自動売買ツールです。
いつくるか分からない大暴落に備え、ロスカットされない余裕を持った資金で運用したいものですね。
マネースクエアの口座開設
トラリピをやってみようという方は、マネースクエアの口座開設が必要です。
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