こんにちは。ニクです。
トライオートFXは、リストからお好みの自動売買プログラムを選択するだけでFXの自動売買ができるサービスです。
選ぶだけでFXの取引ができる上、必要な資金も画面に表示されるため、FXをしたことがない方でも簡単に始められます。
自動売買プログラムには、インヴァスト証券側が用意した自動売買プログラム(コアレンジャー・ハーフ・スワッパー)と投資家が考えた自動売買プログラム(認定ビルダー)が存在します。
インヴァスト証券が提供している自動売買プログラムは他社でも運用できるものが多いので、ニクは投資家が考えた「認定ビルダー」の運用を開始しました。
ニク
投資家が考えた認定ビルダーも徐々に数が増えてきましたが、直近3年間の運用成績を見て選ぶしかありません。
画面上で確認できるリスクリターンや必要資金に応じて自分に見合ったプログラムを決めるべきですが、3年分しか見れない不安もありました。
現在、まだ取引を開始したばかりですがコロナショックで為替も激しく動く中、どの認定ビルダーが含み損をあまり膨らまさず利益を出すことが出来たか見えてきた部分もあるのでレビューしていきます。
目次
全認定ビルダーの運用成績
2020年2月から運用を開始しました。各金額は適宜更新を行っていきます。
最終更新日:2020/3/4
認定ビルダー名 | 累計損益 | 評価損益 | スワップ |
最適すくみPO1_米ドル/円 | 12,000円 | -11,315円 | -39円 |
最適すくみPO1_豪ドル/NZドル | 0円 | 718円 | -33円 |
利確幅広めまったりセット_米ドル/スイス | 670円 | -14,136円 | 324円 |
利確幅広めまったりセット_カナダドル/円 | 12,000円 | -38,072円 | 426円 |
テトラカレンシーセレクト_カナダドル/円 | 6,200円 | -5,214円 | -163円 |
テトラカレンシーセレクト_豪ドル/NZドル | 673円 | -835円 | -49円 |
為替幅固定マルチポジション_104-116_米ドル/円 | 14,550円 | -33,837円 | 275円 |
認定ビルダーのレビュー
コロナウイルスの影響が為替にも出てきました。
値動きが穏やかな平常時に利益を出してくれるのは当然だとして、このような値動きの激しい時にも作成者の意図通りに利益を出してくれる認定ビルダーを使いたいですね。
今回は特にリスク重視の視点でレビューをしています。
認定ビルダーを利用する際の参考にしていただければと思います。
最適すくみPO1_豪ドル/NZドル_米ドル/円
こちらは豪ドル/NZドルと米ドル/円による「すくみ手法」となります。
豪ドル/NZドルと米ドル/円という値動きの異なる通貨ペアを同時に稼働させることにより、同時期に含み損を抱えないようリスク管理に重点を置いた認定ビルダーです。
ニク
米ドル/円は、108.020~128.000のレンジは売り注文、91.000~110.020のレンジは買い注文となっており、豪ドル/NZドルは1.06500~1.23500のレンジは売り注文、0.89500~1.06500のレンジは買い注文となっています。
1,000通貨の取引で必要証拠金は155,182円(2020/3/2時点)、1回の利確で2,000円の利益。
少ない資金で回すことができる割に、含み損は少なく利益は大きいという素晴らしい認定ビルダーです。
年月 | 取引損益 | 約定回数 | 取引数量 |
2020年2月 | 6,000円 | 1回 | 3,000通貨 |
2020年3月 | 3,000通貨 |
さらに詳しくこの認定ビルダーについて知りたい方はこちら
利確幅広めまったりセット_カナダドル/円_米ドル/スイス
こちらはカナダドル/円と米ドル/スイスがセットになった認定ビルダーですが、カナダドル/円と米ドル/スイスに関連性はないため、一緒に稼働させることのメリットはなく、どちらか一方の稼働でも問題ありません。
利確幅広めまったりセット_カナダドル/円は84.000~99.200のレンジに24本の売り注文、74.000~84.021のレンジに19本の買い注文となっており、売り領域が少し広めのハーフ&ハーフを思わせるような設定です。
利確幅広めまったりセット_米ドル/スイスは、0.98880~1.03980のレンジに14本の売り注文、0.97620~0.97941のレンジに19本の買い注文となっており、買い領域が少し広めのハーフ&ハーフを思わせるような設定です。
1,000通貨の取引で必要証拠金は215,062円(2020/3/4時点)、1回の利確でカナダドル/円は800円の利益、米ドル/スイスは600円となっています。
どちらもトラリピと同じく含み損を抱えて反転した時に利益を出す認定ビルダーなので、売りポジションを長く持つ相場が訪れた時はマイナススワップに苦しむことでしょう。
年月 | 取引損益 | 約定回数 | 取引数量 |
2020年2月 | 7,870円 | 6回 | 2,000通貨 |
2020年3月 | 2,000通貨 |
さらに詳しくこの認定ビルダーについて知りたい方はこちら
テトラカレンシーセレクト_カナダドル/円_豪ドル/NZドル
こちらは①複数通貨ペアの同時運用によるリスク分散、②広いレンジをカバーすることにより長期運用でも取りこぼさない、③トラップ幅を広げることにより運用資金の少額化を行った認定ビルダーです。
カナダドル/円は82.520~90.000に13本の売り注文、75.000~82.500に13本の買い注文というハーフ&ハーフ設定、豪ドル/NZドルは1.03978~1.13000に13本の売り注文、 1.01000~1.07000に10本の買い注文という可変のハーフ&ハーフとなっています。
ニク
1,000通貨の取引で必要証拠金は123,899円(2020/3/4時点)、1回の利確でカナダドル/円は600円~1,000円の利益、豪ドル/NZドルは400円~700円となっており、利確幅が取得価格に応じて変えられています。
年月 | 取引損益 | 約定回数 | 取引数量 |
2020年2月 | 3,800円 | 6回 | 1,000通貨 |
2020年3月 | 1,000通貨 |
さらに詳しくこの認定ビルダーについて知りたい方はこちら
為替幅固定マルチポジション_104-116_米ドル/円
こちらは104円~116円までのレンジをカバーし、104円~108円が買いのみの注文、108円~112円が両建て注文、112円~116円が売りのみの注文となっています。
両建てレンジを大きく抜けると含み損が増えてしまうため、両建てレンジ内を値動きしてくれるのが一番美味しい状態。取引開始は現在価格が両建てレンジ内にある時にしましょう。
2016年にはドル円は100円を割っていますので、設定しているレンジ外に行く可能性は大です。一度レンジ外にいった場合は保有したまま気絶して戻るのを待つか、手動で両建てするなどの手当てが必要になりそうです。
ニク
1,000通貨の取引で必要証拠金は323,928円(2020/3/4時点)、1回の利確で売りポジションは200円、買いポジションは250円の利益となっています。
年月 | 取引損益 | 約定回数 | 取引数量 |
2020年2月 | 7,600円 | 36回 | 1,000通貨 |
2020年3月 | 1,000通貨 |
さらに詳しくこの認定ビルダーについて知りたい方はこちら
まとめ
ニクの個人的な評価ですが、下記のランキングとなりました。
今回は「暴落時の含み損リスクが少ない」を一番に重視したランキングとなるため、取引成績とは異なってくるかと思いますが、FXが初めてという方でも下記ランキングの上位認定ビルダーであれば必要証拠金を入金して選択するだけで後は放置できます。
- 最適すくみPO1_豪ドル/NZドル_米ドル/円
- テトラカレンシーセレクト_カナダドル/円_豪ドル/NZドル
- 利確幅広めまったりセット_カナダドル/円_米ドル/スイス
- 為替幅固定マルチポジション_104-116_米ドル/円