こんにちは。ニクです。
インヴァスト証券が3月5日に発表した証拠金不足ルールの廃止とロスカットルールの変更について、ご案内いたします。
ニク
ルール改定の内容
3月5日に突如発表されたルール改定。
ロスカットルールの変更は運用成績(利回り)や、必要とされる運用資金額が大きく変わってしまうので、利用者にとっては非常に注目度の高いニュースです。
お知らせ:重要【トライオートFX、FX24】証拠金不足ルールの廃止とロスカットルールの変更についてhttps://t.co/UWnARk8vTY#インヴァスト証券
— インヴァスト証券株式会社 (@invast) March 5, 2019
変更内容の詳細
下記内容がインヴァスト証券より通達されました。
変更の対象は「トライオートFX」と「FX24」となります。
当社では、2019年4月20日(予定)より、お客様の資産保護の観点から、「トライオートFX」「FX24」における証拠金不足ルールを廃止し、ロスカットルールを変更させていただきます。
※証拠金不足ルールは個人のお客様のみが対象です。法人のお客様には適用されておりません。現在、トライオートFXおよびFX24のロスカットは有効比率が50%以下となった場合に執行しておりますが、証拠金不足ルールを廃止することから、2019年4月22日(月)取引開始時(午前7時)以降は、有効比率が100%以下となった場合にロスカットを執行させていただきます。
お客様におかれましては、下記変更点などをご確認いただき、証拠金に余裕を持ったお取引をお願いいたします。
トライオートFXの変更詳細
ロスカットが有効比率50%以下から、有効比率100%以下に変更となる大きなルール改定となりました。
有効比率=実質証拠金(運用資金ー含み損)÷証拠金×100%
変更前(現在) | 変更後(4月20日以降) | |
証拠金不足ルール | あり | なし |
プレアラートメール | 有効比率120%以下 | 有効比率150%以下 |
アラートメール | 有効比率75%以下 | 有効比率120%以下 |
ロスカット | 有効比率50%以下 | 有効比率100%以下 |
ルール変更によって生じる影響
有効比率50%が有効比率100%に変わるわけですから、「運用資金が多く必要となる」ことになります。
有効比率が100%になってしまうとロスカットされてしまうため、今まで以上に多くの運用資金を入金し、ロスカットを防ぐ必要が生じるためです。
有効比率が倍になるわけですから、単純計算で2倍の運用資金が必要と言えます。
これにより、多くの運用資金が必要になるということは、資金効率が悪化します。
ロスカット計算方法を知っておこう
有効比率100%でロスカットされると知っていても、現在のレートからいくら下がる(上がる)とロスカットになるか理解していますか?
ロスカット値を正しく把握しておけば、余裕をもって証拠金を追加することが可能です。
ロスカットまでの値幅=(有効証拠金額-必要証拠金額)÷保有数量
実際に計算してみます
ニクの実際のポジションを基に計算してみましょう。
豪ドル/NZドルを6.3万通貨保有しています。現在値からいくら下がったら(上がったら)ロスカットになるのでしょうか。
- 有効証拠金:859,721円
- 必要証拠金: 240,000円
- 保有数量: 6.3万通貨
ロスカットまでの値幅=(有効証拠金額-必要証拠金額)÷保有数量
上記の式に当てはめるとロスカットまでの値幅は(859,721円-240,000円)÷63,000通貨=9.8円となります。
ニク
まとめ
ニクは元々有効比率が300%を下回らないように運用を行っているため、今回のルール変更は改悪ですが、今のところ直接的な影響は受けていません。
しかし、相場が急落した場合に資金追加が間に合わず、ロスカットされてしまうリスクは今回のルール改定で高まりました。
トライオートFXの大きなメリットだった資金効率の良さが減少してしまったため、今からFXの自動売買をされることを検討している方は、トラリピの方が良いかと思います。
トライオートFXはハイリスク・ハイリターン、トラリピは適切な運用資金を入れレバレッジを高めなければ比較的安全運用が可能です。
マネースクエアの口座開設
トラリピをやってみようという方は、マネースクエアの口座開設が必要です。
▼ニクのトラリピ運用方法はこちら
お金持ちへの第一歩!ニクのトラリピ設定と取引実績