こんにちは。ニクです。
今回は米国株式を取引したことがない人向けに【入門編】をお送りします。
ニク
米国株式とは?
米国株式とは、その名の通りアメリカで取引されている株式を指し、ニューヨーク証券取引所やナスダックといった取引所にて取引されています。
日本株が東京証券取引所やジャスダックなどで取引されているのと同じですね。
ニューヨーク証券取引所
ニューヨーク証券取引所(NYSE)は世界最大の時価総額を誇る取引所であり、上場審査が最も厳しいことで知られています。世界を代表する名立たる企業、例えばエクソン・モービルやコカ・コーラ、ジョンソン&ジョンソン、ボーイングなど、誰もが知っている企業がずらりと並びます。
ナスダック
1971年に創設されたハイテク産業を中心とした新興企業が集まる市場(※)です。
世界のIT化が進むにつれ、参加企業も巨大化の一途を辿り、アップルやマイクロソフト、Amazonなどのように今では巨大IT企業が名を連ねる市場となっています。
※取引所と書いていないのは、ナスダックが証券会社間での相対の電子取引所であるため、NYSEのように立合所は存在していないからです。
株価指数について
米国株を取引するに際し、ニュースで頻出するワード「ダウ平均」について、触れておきたいと思います。「ダウ平均」とは「ダウ工業株30種平均」の略語で「ニューヨークダウ」とも略されます。
「ダウ」という語源がどこから来ているかというと、ダウ・ジョーンズ社が算出するNYSEまたはナスダックのいずれかに上場している代表30銘柄の平均株価指数だからです。
また、同じく良くニュースに出てくる「S&P500」はアメリカで取引されている代表的な500銘柄の平均株価指数となります。どちらもアメリカの景気を示す株価指標となるため、非常に重要ですね。
米国経済について
経済が好調かどうかはGDP(国内総生産)の数値を見ることが重要です。
過去10年の米国GDPを見てみると、2010年のリーマンショックで下落したものの、そこからは大きく下げることはなく、トランプ政権発足時から安定した上昇を見せています。
また、50を超えていれば好景気と言われる「米ISM製造業景況感指数」も高水準で推移しており、今のところアメリカ経済に不安な点は見受けられません。
米国株を取引すべき理由
ニクはこれまでも何度も米国株を売買してきました。高配当銘柄ではなく、アマゾン・ドット・コム(AMZN)やアップル(AAPL)などの成長株を中心に投資をしていたため、大きく値上がりすると我慢出来ずに利確するという…(笑)
逆に言うと、米国株は上がり続けています。株を売った時の価格を今見ると勿体なかったなと思うことしかありません。
そのため、今のような世界同時株安と呼ばれる下落相場は株の買い時と言えるでしょう。
ニク
米国株を取引する方法
さぁ、ここまで理解していただいたところで、日本で米国株を購入できるのは、現時点でSBI証券、
マネックス証券、楽天証券の三社のみです。
※2018年11月からDMM証券が参入とのニュース有り
各証券会社で米国株を取引する際にどのような違いがあるかは、次回の記事で説明していきたいと思います。